足の張り・むくみについて
どの様な問題があるのでしょうか?
足のむくみは大きく分けて2つに分かれます
- 生活習慣が問題
- 病的な問題
生活習慣で起こる足の張り・むくみについて
◆長い間同じ姿勢をとっている
座りっぱなしや立ちっぱなしの状態が続いていますと、血液循環が悪くなり疲労がたまりやすい体になってしまいます。
なぜ、座っているだけ、立っているだけなのに血液循環が悪くなるのでしょうか?
それはふくらはぎの筋肉が使われなくなることに関係しています。
足の血管は毛細血管と言われる細い血管が多く通っています。
この細い血管から重力に反して心臓へ血液を返すのに使われるのがふくらはぎの筋肉なのです。
座りっぱなしや立ちっぱなしでふくらはぎの筋肉を使わなくなることで、筋肉が収縮(縮こまって固まり)してふくらはぎの筋肉のポンプを使って心臓に血液を送ることが出来なくなってしまうからです。
ふくらはぎの筋肉のポンプを使って、足の血管は心臓へ血液を送り届けているのですが、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用が使えなくなるので、うっ血してむくみやすくなってしまうのです。
~ご自身で出来る対策として~
- 足首を上下に動かす
- 30分~40分に1度トイレやお茶を飲みに歩く
などが有効的です。
◆運動不足になる筋力が著しく低下している
運動不足になると、血流が悪くなります。
先程記載したふくらはぎの筋肉のポンプが使えなくなり、心臓へ血液をうまく送れなくなってしまうからです。
~ご自身でできる対策として~
- 足首を上下に動かして筋のポンプを使えるようにします。
- ウォーキングや階段や踏み台昇降など、軽い運動をして筋力を低下させないようにします。
◆体温調節が上手にできてない
普段室内でエアコンがある場所にいることが多いと、発汗しなくなってしまいます。うまく体温調節ができない体になってしまうのです。
自律神経がうまく活動できなくなり、体内の水分コントロールが上手にできなくなりむくみの原因になります。
~ご自身でできる対策として~
- 時々外にでて、汗をかくことで体温調節ができるようになります。
- 外に出れない方は、一度エアコンが効いてない場所へいき、発汗させるのも必要です。
◆塩分を多くとっている
体内に塩分が増えると塩分濃度が高くならないように、水分を体内から出さないようにします。そして塩分濃度が高くなると、喉が渇き水分を取るように体に命令を送ります。
その結果、余分な水分がうまく体の外へ排出されないために、むくみやすい体になってしまいます。
~ご自身でできる対策として~
- カリウムが多く含まれるものを食べます(ほうれん草やバナナ、納豆など)
◆体が冷えやすい
体が冷えてしまいますと、血行が悪くなってしまいます。足には毛細血管が多く通っており、その毛細血管の血流が悪くなってしまいます。
そうなってしまいますと、血流が悪くなり、静脈と並走しているリンパの流れも悪くなりむくみの原因の1つになってしまいます。
~ご自身でできる対策として~
- 足を冷やさない様に、レッグウォーマーをします
- 首と付く部分(足首・手首・首)を冷やさない様にします。
〇適度に運動をする
〇体を冷やさないようにする
〇塩分の取りすぎに注意する
〇座りっぱなしや、立ちっぱなしに注意する
〇睡眠をしっかりとって体を回復させる
生活習慣からくるむくみは、ご自身でできることもあります。ぜひ試してみてください。
当店の施術について
当店での足のむくみ・張り対策は、まず骨盤や股関節周りについている筋肉を丁寧に整体します。
そして、呼吸がしやすいように、肋骨についている筋肉を整体します。
その後は肩と首についている筋肉を整体します。
筋肉をしっかりゆるめた後には背骨と骨盤を整体していきます。
丁寧に整体することで、身体の回復力を最大限に働けるようにします。
そうすることで、身体が元気な状態が続きやすくなります。
病的な問題の場合
- 腎臓の問題
- 心臓の問題
- リンパの問題
- 肝臓の問題
などがあげられます。この場合は専門の病院へ行ってしっかりと診断して頂き、ケアに努めて下さい。