2019.11.15
めまいやふらつきは実は耳の問題だった?
普段何気なく走ったり、歩いたり、泳いだりしていますが、人はなぜここが前だ後だ、上だ、下だと判断できるのでしょうか?
それは前庭というシステムが働いているからです。
この前庭は自分が前にいるか?後ろにいるか?自分の位置を正確に教えてくれているのです。
この前庭の機能が壊れてくると、自分の位置が分からなくなり、めまいやふらつきが起きることもあります。
感覚とはなにか?
感覚とは、私たちの身体の外から受け取る刺激のことをいいます。
パッと思い浮かぶものは
・視覚
・聴覚
・嗅覚
・味覚
・触覚
の五感と呼ばれるものだと思います。
この五感の他にも
・固有受容覚
・前庭覚
人間は7つの感覚があります。
これらは、私の健康にとても大切なものになってきます。
特に重要になってくるのは、
・視覚
・固有受容覚
・前庭覚
になります。
視覚とは?
目から入ってくる感覚のことをいいます。
固有受容覚とは?
身体の位置や動き、関節の曲がり具合や筋肉への力の入れ具合などの感覚のことをいいます。
前庭覚とは?
身体の傾きやスピード、回転を感じる感覚のことをいいます。
自分の身体がどこにあるのか?どちらの方向に向かっているのか?の感覚になります。
前庭覚を鍛えるとどんないいことがおこるのか?
前庭覚を鍛えると何に良いかといいますと、めまいがしなくなること、酔いにくくなること
前庭覚を鍛える運動はどんなものが良いですか?
前庭覚を鍛えるものとして良いトレーニングとしては、前後・左右・上下の動きがあるものが良いとされております。
例えば
・スクワット
・サイドランジ
・縄跳び
・ジョギング
などが良いとされております。
ランニングマシーンをやっているから、私は大丈夫!
って思ったあなた!
実はランニングマシーンですと、前庭覚は鍛えられません。
大切なのは、【頭部の加速】が必要です!!
ですので、外でのウォーキングやランニングは最適です。
お家でやるのでしたら、スクワット、サイドランジが良いと思います。
ぜひ、これを機会にチャレンジしてみて下さいね!