急性期の痛みについて
痛みには大きく分けて2種類あります。
- 急性痛
- 慢性痛
この2つになります。
急性期の痛みは、突然のケガや病気によって起こるものです。ほとんどの場合は一時的なものですので、時間の経過とともに良くなりなります。
しかし、痛みがひどい場合や長期化したりすると慢性の痛みに移行してしまいますので、急性期の痛みをケアして抑えることが必要です。
急性痛の種類
- 外傷
- やけど
- 打撲
- 骨折
- 手術後の痛み
- 分別(陣痛)
- 帯状疱疹
急性外傷の場合は、安静・アイシング・圧迫・挙上(RICE処置)が必要になります。
痛みの悪循環に陥ると慢性化することもあります
まず必要なのは、急性痛の適切な対応です。その後も痛みが慢性化しないようにきっちりケアをすることが大切です。
急性症状に大切なこと
痛みのピークにはタイムラグがある場合があります。
痛みが発症してから24時間から36時間ないし、72時間は痛みのピークがあると言われております。
言い換えれば、外傷を起こしてから1日から最大3日まで痛みのピークが来る場合があるということになります。
今日痛みが出ました。昨日痛めましたという方!
痛みのピークにはタイムラグがあります!
急性症状は早く対処して頂けると、痛みが引くのが早くなります
痛みのピークにはタイムラグがあります!
急性症状は早く対処して頂けると、痛みが引くのが早くなります
急性症状の方には
”アイシング”をお勧めしております
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アイシングのやり方
アイシングの基本
患部(痛めた場所)を氷を使って冷やします。
冷やすことで血管が収縮するため、痛みが鈍化するとともに、腫れや内出血が抑えられます。
患部(痛めた場所)を氷を使って冷やします。
冷やすことで血管が収縮するため、痛みが鈍化するとともに、腫れや内出血が抑えられます。
凍傷を起こすのを防ぐために、氷をビニール袋に入れて、タオルの上から患部に当てるのがお勧めです。
20~30分(体型によっても変わります)かけて深部まで冷やします。
しばらく氷を当てていると、ヒリヒリする感じがしたあと、シビレて感覚がなくなっていきます。
無感覚な状態になって5分から10分ほど経ってから、一度患部から氷を外し、1~2時間ほどあけてから再びアイシングをします。このサイクルを何度か繰り返し行います。